物価の高騰、賃金据え置き、年金がもらえない問題、老後の不安等々。
将来の事を見据えて貯金をする時代になってきました。
若いうちにお金の知識を身に着けて資産を増やそうぜっていう話です。
可能ならばFIRE(早期退職)目指そうぜという話です。
始めに
資産形成と聞くと専門知識のオンパレードで難解な事をやらされそうだったり、一般のサラリーマンには縁のない話というイメージがありますが、ざっくりまとめると以下の通りです。
- 支出を減らし、収入を増やす
- 余剰資金を投資に回し、資産を増やす
- 貯めた資産を守る力をつける
- 自分が必要と思うお金の使い方を身に着ける
箇条書きにするとそこまで難しい内容ではないかと思います。
資産形成は長期的に行うことが前提で、いざ始めてみると意外と地味な作業をする必要がある部分もあります。
しかし、地道に続けていくことで5年10年後には資産形成を行っていない人と大きく差をつけることができます。
是非頑張っていきましょう。
今回の記事はお金の大学リベラルアーツ大学というYouTubeチャンネル及び書籍を参考に執筆しております。
貯める力
貯める力とは「生活満足度を下げずに支出を減らす力」を指します。
お金を貯めるとなると、節約のために無理に我慢したり、節約に多くの時間を割いてストレスになるというイメージがあるかもしれません。
それだと途中で心が折れるので、生活満足度が下がらない部分の支出を下げる必要があります。
貯める力が最優先な理由
この項目が最優先な理由は「自分の行動だけで今すぐ成果を出せる」事ができるからです。
他の項目である「稼ぐ力」「増やす力」は成果が出るまで時間が掛かってしまいます。
貯める力は自分の行動だけで成果を出せる他、半永久的に効果を持続する事が可能なものもあります。
効率よく貯める場合は固定費を見直す
生活する際に発生する固定費は以下の6項目です。
通信費
光熱費
保険
家
車
税金
これら6項目の固定費を見直すことで、生活水準を下げずに余剰資金を作り出すことができるので速やかに取り掛かりたいです。
またこれらの固定費は大きな支出となっているので、見直すことで大きな節約に繋がります。
稼ぐ力
お金を貯める項目をクリアすれば、理論上は資産形成ができますが、とんでもなく時間がかかるので稼ぎを増やして資産増加の効率を上げようという話です。
また、後の項目にある「増やす力」の効率を上げるためにも稼ぐ力を身に着ける必要があります。
2種類の収入方法
収入方法は2種類存在しており、以下の項目になります。
給与所得
事業所得
給与所得
いわゆる、「お給料」。雇われて働くことで時間と引き換えにある程度のお金を得ることができる。
安定しており、生活費の確保や事業を起こすための元手を作るのに向いています。
安定している反面、給与所得の上昇は緩やかであり、税金のコントロールが難しい面もあります。
事業所得
自分の事業から生じる所得のことです。副業とかも当てはまります。
給与所得のように安定した収入はありませんが、「成長性」があるため事業が当たった時のリターンは大きいです。
比較的税金をコントロールしやすく、資産の種銭作りに向いています。
これら2種類の収入方法をバランスよく増やすことで稼ぐ力を身に着けていきます。
転職で給与所得を増やしながら副業を始める
転職で給与所得を確保して生活基盤を固めてから、副業を始めるのがベストです。
増やす力
端的に話すと投資をして資産を増やそうということです。
投資を長期的に行うことで労働所得(給与所得、事業所得)より資産所得(配当&利子所得、不動産所得)の収入が高くなります。
投資開始直後は利子の恩恵など感じず挫折しそうになりますが、一定の金額を投資すれば利子の恩恵を感じ始め、「お金が働いてお金を増やす」という好循環になり始めます。
投資初心者の方はリスクの低い投資信託を選択することをお勧めします。
投資を始める前の準備と心構え
投資ってギャンブルでしょ?というセリフはインターネットを通じてよく言われておりますが、実際は正解だと筆者は思います。
投資の世界は先の展開を読むことなんてプロトレーダーでも不可能なわけですから、ギャンブルと言われてもしょうがないです。
そんな投資の世界に片足突っ込む前に事前準備と心構えとして以下の3つを挙げてみました。
- 生活防衛金を確保する
- 最低限のリスクで投資に臨む
- 長期的な投資を心掛ける
具体的には
1,何かあった時のために50万から100万くらいの生活資金を確保する。
2,余剰資金を新NISAの枠を使ってeMAXIS SlimのS&P500かオール・カントリーの銘柄を購入する。
3,20年以上の運用を前提に積み立て投資をしていく。
新NISAの投資枠1800万円を埋める事を目標として投資活動に励めば資産運用がはかどると思います。
守る力
いくら資産を増やしたところで守る力がないと一生経済的自由を手に入れることができないです。
詐欺、浪費、被災、盗難、インフレ等々資産を失う機会はいくらでもあります。
せっかく増やした資産を守るために守る力を養っておきましょう。
使う力
お金は使わなきゃ意味ないです。
先ほどの守る力の項目とは真逆の事を言いそうですが、計画的な浪費であったり、自己投資にお金をかけるのは大変有意義だと筆者は感じます。
終わりに
現在筆者が実践してる資産形成です。
固定費の見直しから始めていけばお金に対する意識が変わりますので是非初めて見てはいかがでしょうか。
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